« 箸置き・五つ月 | トップページ | えっmy.104 »

2012-03-25

たなぼた

前回は、散歩中の気になることのおはなしでした。
今回はその第2話…の前に、気になるアレについてのおはなし。

私の友達、Mちゃんは、おしゃれで美人。いろんな情報を、日々提供してくれます。いつの間にか、このFUKULULUブログを見つけ出して、読者になってくれていました(笑)

今回のおはなしの発端は、そんなMちゃんとのやりとりから始まりました。

先日、春分の日を迎え、お彼岸もやってきて、お彼岸と言えば、おはぎ。

おはぎ食べたい!!という話の流れから、おはぎとぼたもちの違いは?の謎に。

さて、、、気になる。

実は、おはぎとぼたもちは基本的に同じものです。
違うのは食べる時期。

ぼたもちとおはぎを書くと、「牡丹餅」「お萩」。

ぼたもちは、牡丹の季節、春のお彼岸に食べるもので、あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものなのです。

おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べるもので、あずきの粒をその季節に咲く萩に見立てたものなのです。

では、何故牡丹の方にだけ餅が付いたのでしょうか?その由来は、倭漢三才図会」に「牡丹餅および萩の花は形、色をもっ てこれを名づく」とあり、牡丹餅がぼたもちになり、萩を丁寧に言っておはぎになったというのが、最も一般的な説です。

よって、春はぼたもち、秋はおはぎと春秋使い分けないといけないのですが、今は年中おはぎで通すお店が圧倒的に多いようです。

季節によってという説のほかにも、いくつか説はあるようです。

・あんによる違い説
 小豆あんをつけたものが「ぼたもち 」、黄な粉をまぶしたものが「 おはぎ」

・あんの状態による違い説
 こしあんをつけたものが「ぼたもち」、つぶあんが「おはぎ」

・大きさによる違い説
 丸くて大きいものが「ぼたもち」、小ぶりで長めに作られたものが「おはぎ」

・米の状態説
 もち状態なのが「ぼたもち」、つぶつぶが 残っているものが「おはぎ」

など。

いくつか説はありますが、基本的にはおなじもの。

そこで気になる、次なる疑問。

「おはぎ」も「ぼたもち」も基本的には同じなのに、なぜ、

棚からぼたもち

という言葉はあるのに、

棚からおはぎ

はないのでしょう…

調べてみたのですが、はっきりとした理由は分かりませんでした。

「棚からぼたもち」の成り立ちとして、浮かび上がった説はこちらです。

棚に置いてあったぼたもちが、「ボタッ」と落ちて、思いがけず、口に入る様子からきたという説。
床に落ちずに、口に入って思いがけずラッキー。
だから、棚からぼたもち。

また別の説は

例えば、棚に数日置いてあって、忘れた頃に発見された「ぼたもちorおはぎ」を食べたとする…

春の彼岸の時期(ぼたもち)の場合は、まだ寒い時期だから、美味しく食べられる、つまり、予期せぬラッキーな出来事、しかし秋の彼岸の時期(おはぎ)の場合は、残暑の時期であり、美味しくない、下手をすればお腹を壊すかもしれない…

つまり、棚からぼたもちはラッキーだけど、棚からおはぎはアンラッキー、だから、棚からぼたもち。

という説。

なるほど、お彼岸と言えば、「寒さ暑さも彼岸まで」と言いますからね…

どちらの説も、思いがけず、棚からぼたもち!という点は一緒。

ちなみに、棚からぼたもちの意味は、思いがけない幸運に恵まれること。

というわけで、「棚からぼたもち」の謎は、はっきりとは分かりませんでしたが、Mちゃんのおかげで、今回のブログのネタは出来ました。

これぞ、棚からぼたもち!

というわけで、今回は「たなぼた」についてのおはなしでした。

西田りえ

« 箸置き・五つ月 | トップページ | えっmy.104 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1490176/44625036

この記事へのトラックバック一覧です: たなぼた:

« 箸置き・五つ月 | トップページ | えっmy.104 »